今年最後の独り言・・・・




今年もあとわずか、最後の独り言ですね。今年もいろんなことがありました。一番の出来事はやはりイラクへの自衛隊海外派遣でしょうか。そのほか天災、自然災害の多い年でした。こんなに台風が多く九州に上陸した年も珍しいですね。商売あがったりですわ。そして地震。被災地の方はこれから本格的な寒さ、大変ですね。そして毎日のように報道される猟奇殺人事件。いや、日本はこんなに殺人事件の多い国でしたか。身内間、親が子を、子が親を、夫が妻を、その逆やら。またまったく関係のない人が理由なく殺害される。物騒な国です。世界一安全な国ではなかったのか。また、オレオレ詐欺、振り込め詐欺なんていう新手の犯罪。なんかいざという時のため入れ入れと連呼するテレビの生命保険会社コマーシャルもこれに似ているような錯覚をします。そして北朝鮮の拉致事件、一部の人は 帰国できましたが、いまだ生死がはっきりしない人達。あの国に翻弄されるわが国。もうひとつの国、韓国との友好・。同じ民族なのにこうも対照的な国。過去日本が朝鮮半島を併合し統治していた時代にも様々な事があったでしょう。でもそれはあまり国内では多く語られてきていないのも事実。中国もそうですがむこうの人の歴史を感じるスパンというか時代認識が日本人とはちょっとずれがあるように思うんですが。小泉靖国参拝問題しかり、拉致問題しかり。やはり国民同士がまず交流しないといけません。国交回復がさきでしょうが、その前に文化交流がある程度進まないと。韓国と日本がいい例です。私が最初韓国に旅行したのは10年以上前、ソウルの町には日本の文化はほとんど感じられませんでした。でも今どうですか「冬のソナタ」はじめ韓流ドラマの大ブーム。映画もいい作品が多く国内で上映されています。かくいう自分も朝の「イヴのすべて」や放映中の「ドクターズ」に夢中なっています。人物設定がうまいですよ。ちょっとくさくてオーバーな演技はめだちますが・・・。それにしてもチャン・ドンゴンはいい男ですな。日本国内でも韓国、朝鮮を題材にした映画が製作されています。以前から好きだった梁石日、原作の二つの映画があります。ひとつは今上映中の「血と骨」そしてちょっと前の「夜を賭けて」です。映画の出来は断然「夜を賭けて」の方がいいですね。「血と骨」見たあとなにも感動やパッションがないんです。ビートたけし、の演技確かに存在感あるんですがどうも「ブラザー」「その男凶暴につき」なんかと同じパターンなんですよ。役者としては??それと「スパイ・ゾルゲ」でもそうでしたが、セットや民衆のリアリティーが薄いんです。道路なんかいかにも映画のために作ったという感じ、ごみひとつ落ちていないんですから。おかしいですよね、戦中戦後の混乱期ですよ、汚いに決まってるじゃないですか。黒澤明の「天国と地獄」見てんのかな。一方の「夜を賭けて」は戦後間もない大阪の廃墟となった軍需工場から鉄材を盗んで生活する朝鮮人(通称「アパッチ」)の姿を悲しくもたくましく生きる姿を見事に描いています。山本太郎以下、風吹ジュン、清川虹子、希木樹林、などが実にいい演技してます。山本太郎はNHKの「新選組」なんかなんで出るでしょうかね。ちっともよくない。「夜を賭けて」の監督はむこうの人です。うまいですね。日本の監督がんばらにゃいけませんぞ。この間、週刊誌でおすぎとビートたけしとの映画についての論争が記事になっていましたがおもしろかったね。おすぎが最近のビートたけし、いや北野武 大監督の「ドール」「ブラザー」「座頭市」をこき下ろしているんですね。小生も同感です。「ソナチネ」「キッズリターン」あたりまで。賞をもらったからすべての作品がいいとは限らないんですよ。黒澤明だって晩年は結構凡作多いですよ。おすぎもあまりおおげさによくテレビで映画を誉めちぎりますが、おや?というのもありますよ。映画評論もJAZZ評論も「ちょうちん記事」ばかりで最近おもしろくないですね。皆さんどう思いますか利害関係のある評論は広告であり、批評ではないんです。場末のJAZZ喫茶のマスターは好き勝ってなことを言っております。 来年もいいますよ。ところで今度 「リバーサイド」が地元RKB毎日放送のテレビでとり上げられます。今、収録中ですが、慣れないことをして反動が怖いです。
最後のおすすめの本を一冊 たまにはがらにもなく硬派な本。岩波新書の小池政行著「現代の戦争被害」(ソマリアからイラクへ)です。いかに戦争が一般市民を殺害してきたか、そしてアメリカという国が平和のためと称して戦争を繰り返してきたか、見事に書いています。この間のライブで板橋文夫が「戦争はいやだ!!」という曲を演奏しましたがその前に「戦争反対と素直に言うことがなにか変に思われる時代・・・・」と言ったのが印象的でした。